Alt-America もうひとつのアメリカ 2018 5 27
書名 2020年アメリカは分裂する
著者 高島 康司 ヴォイス出版
「リベラル・アメリカとオルト・アメリカの対立」
著者によると、
アメリカ国内の対立は予想以上に深い。
オルト・アメリカの勢力と、
既存のリベラル・アメリカの勢力との対立であると書いてあります。
ところで、私が、このサイトを2003年に立ち上げた契機は、
こういう体験をしたからです。
「これは、翌日、新聞やテレビで大ニュースになる」と思って、
翌日、新聞やテレビを見てみると、
「あれっ、どこにもない」、
あるいは、「片隅に小さく記事があった」という体験をしました。
2003年という年は、国際情勢において、
世界各地で様々なニュースがありましたので、
「やむを得ないかもしれない」と思ったものでした。
しかし、2016年に、またも似たような体験をしました。
私は、2016年前半には、大統領選挙において、
「トランプ氏が圧勝する可能性がある」と書きました。
しかし、日本のメディアは、
ヒラリー・クリントンさんが「当選確実である」と伝え、
トランプ氏については、「泡沫候補」扱いでした。
アメリカにおいても、
一般市民が既存メディアに対する報道姿勢に疑問を抱いて、
市民レベルで独自に情報収集する動きが強くなっています。
これが「オルト・アメリカ」が登場する一因になったと、
著者は、この本で書いています。